2017年03月12日
今週の注目感染症 平成29年・9週(2月27日~3月5日)
・梅毒の報告が 7 件ありました。今年の第 1 週から第 9 週までで累積 41 例の報告があり、昨年同時期の約 4 倍になっています。
梅毒は、主に、感染部位と粘膜や皮膚が直接接触すること(性的接触など)で感染します。
感染後 3 週間ほどで感染が起きた部位(主に陰部、口唇部等)に痛みを伴わないしこりが、数か月後には体全体に小さな発疹が現れることがあります。
これらの症状は自然に消えることもありますが、放置すると、数年後に脳や心臓に重大な合併症を生じることがあります。
気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
○ 福岡県感染症情報ホームページ(>>詳細はこちらもご参照下さい。
感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。
【福岡県感染症情報センターより参照】
(平成29年3月10日更新)