2023年09月01日
今週の注目感染症
第34週(令和5年8月21日~令和5年8月27日)
■ コメント
・第 34 週は、梅毒の報告が 21 件ありました。
第 34 週までの累積報告数は 562 件で、昨年同時期(339件・速報値)より約 1.7 倍多く、過去最高だった昨年度を上回るペースで感染が拡大しています。
梅毒は、感染後 3 週間程度で性器や唇等のしこりやただれといった症状が現れますが、治療をしなくても一旦症状が軽快します。
しかし、その間も病原体は体内に潜んでいるため、他の人にうつす可能性があり、また、数か月後には全身に症状が現れるようになります。
気になる症状がある場合は早めに受診し、治療を受けることが大切です。
症状の写真などの詳細は福岡県 HP「【注意!】梅毒の感染者が例年に比べてとても増えています(症状に関する写真も掲載しています)」(>>詳細はこちら)をご覧ください。
・福岡県感染症情報ホームページでは、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。
【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年8月31日更新)