2022年08月12日
今週の注目感染症
第31週(令和4年8月1日~令和4年8月7日)
・今週は梅毒の報告が 8 件ありました。
第 31 週までの累積報告数は 294 件で昨年の同時期(186 件・速報値)の約 1.6 倍多い状況です。
梅毒は、主に性的接触によって感染し、感染初期には陰部のしこりや股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節の腫れ等が出ますが、痛みがないことも多く、症状は自然に軽快します。
しかし、症状が軽快している間も、体内に病原体が残っており、数か月後には全身に症状が現れるようになります。
本人とパートナーを守るために、避妊具(コンドーム等)の正しい利用や、適切な検査・治療を受けることが大切です。
詳しくは、福岡県 HP「【注意!】梅毒の感染者が例年に比べてとても増えています(症例写真を掲載しています)」を( >>詳細はこちら )ご覧ください。
・福岡県感染症情報ホームページ( >>詳細はこちら )では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。
【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和4年8月15日更新)