2018年09月28日
今週の注目感染症 平成30年・38 週(9月17 日~9月23日)
■ コメント
・ 今週は、県内で風しんの報告が 1 件ありました。風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の感染症です。感染しても無症状の人もいますが、発症する場合には 2~3 週間の潜伏期間の後、発熱、発疹、リンパ節の腫れといった症状があらわれます。特に成人で発症した場合、高熱や発しんが長く続くなど、小児より重症化することがあります。
また、妊娠初期の女性が感染すると、出生児が先天性風しん症候群を発症する可能性があります。妊婦を守る観点から、特に妊婦の周りにいる方は、風しんの罹患歴や予防接種歴が明らかでない場合、予防接種を検討してください。
・ 福岡県感染症情報ホームページ>>詳細はこちらでは、感染症発生情報、病原体検出情報などを公開しています。
【福岡県感染症情報センターより参照】
(平成30年9月28日更新)