2019年02月22日

今週の注目感染症 平成31年・第7週(2月11日~2月17日)

■ コメント
・感染性胃腸炎の定点当たりの報告数が多い状況となっています。
例年、3 月~5 月にかけておこる乳幼児の胃腸炎は、ロタウイルスによるものが多いとされています。
ロタウイルスによる胃腸炎は、乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病気です。
ロタウイルスは感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染してしまいます。
主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛です。
ロタウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありませんので、発症した場合は、脱水を防ぐために水分補給や体力を消耗しないように栄養補給をしましょう。

・福岡県感染症情報ホームページ>>詳細はこちらでは、感染症発生情報、病原体検出情報などを公開しています。

【福岡県感染症情報センターより参照】
(平成31年2月22日更新)