2022年02月11日

今週の注目感染症
第5週(令和4年1月31日~令和4年2月6日)

・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が全国(前週)に比べ多くなっています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は冬季と春から初夏にかけて多い疾患です。
学童期の小児がかかることが多く、発症すると突然の発熱と倦怠感、咽頭痛、舌がイチゴのように腫れるなどの症状があらわれます。
まれに肺炎、髄膜炎、腎炎などの合併症をおこすこともあります。
A群溶血性レンサ球菌は、飛沫や接触を介して感染するため、普段からしっかり流水で手洗いを行い、感染予防を心がけましょう。
また、合併症を防ぐためにも、早期の診断・治療を受けることが重要です。気になる症状がある場合は医療機関に相談しましょう。
・福岡県感染症情報ホームページ( >>詳細はこちら )では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。

【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和4年2月14日更新)