2022年03月04日
今週の注目感染症
第8週(令和4年2月21日~令和4年2月27日)
・今週は祝日の影響で報告数が減少しています。
・今週は腸管出血性大腸菌感染症の報告が2件ありました。
一般的な症状は腹痛、水っぽい下痢及び血便です。
子どもや高齢者が感染した場合は重症化しやすく、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの合併症を起こす場合があります。
腸管出血性大腸菌は食肉などに付着し、生肉や加熱不十分な肉を食べることで感染します。
調理する際は十分に加熱(中心温度 75℃で1分以上)しましょう。
また、患者の便等で汚染された手を介して人から人へも感染することや、感染しても発症しないことがあり、知らずに家庭内で感染を広げることがあります。
日頃から、石けんや流水で手洗いを行い、感染予防に努めてください。
・福岡県感染症情報ホームページ( >>詳細はこちら )では、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。
【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和4年3月4日更新)