平成31年・6週～風しん～

今週の注目感染症 平成31年・第6週(2月4日～2月10日)

■ コメント
○風しんとは
・今週は、県内の風しんの報告が 5 件ありました。風しんは、風しんウイルスによる感染症です。
風しんにかかると、通常２～３週間の潜伏期間後に、発熱、発しん、リンパ節腫脹があらわれます。
主な感染経路は、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛まつ感染です。
気になる症状のある方は、早めに医療機関を受診しましょう。

・風しんに対する免疫が不十分な女性が、妊娠 20 週頃までに風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障がいがある（先天性風しん症候群）子どもが産まれることがあります。

○風しん抗体検査（無料）の実施について
・風しんに対する十分な免疫があるかどうかは、抗体検査で確認することができます。
県では、風しんワクチン接種を促すために、県内の契約医療機関において、風しん抗体検査を無料で実施しています。
・対象者・実施医療機関等詳しくは、福岡県ホームページ「平成３０年度風しん抗体検査（無料）の実施について」>>詳細はこちらをご覧ください。

○予防接種について
・抗体検査の結果、風しんに対する免疫が十分でなかった方には、予防接種を受けることをおすすめしています。
・予防接種費用の補助を受けられる場合がありますので、詳しくは、お住まいの市町村にお尋ねください。
○福岡県感染症情報ホームページ>>詳細はこちらでは、感染症発生情報、病原体検出情報などを公開しています。

【福岡県感染症情報センターより参照】
（平成31年2月15日更新）