2017年10月13日

今週の注目感染症 平成29年・40週(10月2日~10月8日)

■ コメント
・今週は、県内で後天性免疫不全症候群(AIDS:エイズ)の報告が 2 例ありました。
エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染することで、徐々に免疫力が低下し、健康なら何でもないような細菌やウイルスによる感染症や、悪性腫瘍などにかかりやすくなる病気です。
HIV 感染後、数年から 10 年程度でエイズを発症するといわれていますが、現在では、感染を早期に見つけ、適切な健康管理や治療を受けることにより、エイズの発症を遅らせ、通常の日常生活を送ることができるようになっています。
HIV 検査を受検し、感染の有無を確認しましょう。県内の各保健所では HIV 検査を含め、性感染症検査を実施しています。

【福岡県感染症情報センターより参照】
(平成29年10月13日更新)